いつむーななやー

日頃考えていることを書き残します。

子供の教育に対する考え方 小学校1年生編

子供の教育について考えたこと、やったこと、その結果をまとめます。

 

小学校に上がるのを期に本格的に子供の教育について考え始めたこともあり、情報取集も十分ではありませんでした。

また、どれだけ頭の中だけで考えても、相手は1人の人間なので、こちらの思うように動いてくれるわけではありません。

 

私の試行錯誤の記事を通して、少しでも皆さんのお役に立てればと思います。

 

教育に力を入れよう思ったきっかけ

子供が小学生になるので、そろそろ本格的に教育に力を入れようと思いました。

なぜそう思ったかと言いますと、長年の社会人経験で以下のことに気がつきました。

  • 頭の良い人はほとんど例外なく、子供の頃にたくさん勉強している
  • きちんと勉強すれば、必ず頭は良くなる

幸運なことに、現在の職場では周りに一流大学卒でかつ社会人としても優秀な方がたくさんいます。その人たちに子供の頃の話を聞いてみたところ、ほとんど全員が小学校からずっと猛烈に勉強をしていたことがわかりました。

※一人だけ例外的にあまり勉強していなかったのに猛烈に頭が良い人がいました。

 

また、私は子供の頃にそんなにがむしゃらに勉強もしていないですし、当然一流の大学にも入れませんでした。しかし、社会人になってから地道に勉強を続けて、一流大卒の優秀な方達と一緒に仕事をしても、なんとかやっていけるレベルになっています。

※経験年数が私の方が長いことが多いので、私の方がアドバイスをするようなこともしばしばあります。

 

そして、子供頃の私には、

勉強も勉強の仕方も教えてくれる人が、一人もいませんでした

 

子供の頃は勉強する目的も

いい大学に入る為

と思っていました。だからいやいや勉強していました。

 

こう言ったことを踏まえて、

自分の子供には私が色々と苦労してわかったことを教えてあげたい

そうすれば、子供人生がより楽に楽しくなるのではないか?と考えました。

 

ゴールの設定

一番大事なことは、

人間性をキチンと育てること

だと思っています。

しかし、全ての面に置いて優れた人間性、などというものはそもそも存在しません。

ですので、いくつかの特性をピックアップして教育をしていこうと考えました。

  • ポジティブさ
  • 多様な考え方を受け入れる寛容さ
  • 努力の大切さへの理解
  • 科学的態度

 

ただし 、性格は遺伝と家庭外の環境で殆どが決まるらしいので、習慣を作るということぐらいしかしてあげることはできないかと思っています。

 

もう一つは頭を良くすることですが、こちらの目標は比較的簡単で、上位国立大学に受かるレベルを目指す、ということになります。

※簡単 は、目標を立てるのが簡単、という意味です。

 

当初の計画と実践 

結論から言ってしまいますと、最初に立てた計画はあっさり失敗しました。

しかし、その時にどういう考え方で計画したかを書いていきます。

 

人格面

これに関しては、別の目的でヤマハ音楽教室に通わせているのが、大いに役に立ちました。

ピアノは練習しないと絶対にできないし、逆に練習をすればびっくりするくらいできるようになります。

これを通じて、

努力の大切さと努力をすれば必ずできるようになる

ということを教えることができています。

しかし、当然けっこう付きっきりで見てやる必要があります。また、

できない→嫌い→やらない

の悪循環にすぐにハマってしまうので、たくさん褒めたり、練習の習慣をつけさせるさせるために、時には厳しくしつこく言ったりと相当のサポートが必要になります。

未だに練習は言われなければやりませんが、

練習を続ければできるようになる

という意識は持ってくれているようです。

 

学力面

こちらが問題でした。 

ターゲットは、国語と算数だけにしぼりました。これは、この2教科が積み上げ式の教科だからです。基礎からきっちりと理解していかないと、どこかで急にお手上げになります。

また、あまりたくさんのことをいっぺんに始めても子供が嫌がってダメだろう、という思いもありました。

 

国語

小学校1年生でやるのは大体以下です。

  • ひらがな
  • カタカナ
  • 漢字
  • 簡単な文章の読み書き

このうち、ひらがな、カタカナは保育園で結構きっちりやらされていたので特に問題はありませんでした。

そこで言葉を覚える意味も含めて

ことばのおけいこ (もじ・ことば 7)

ことばのおけいこ (もじ・ことば 7)

 

 を一日一枚やる

夏休みぐらいから、一日1ページ絵本を自分で読む

 

算数

こちらは、計算が速く正確にできるようになることを目標としたかったので

百ます計算をひたすらやる。

私自身が、計算が遅い上に不正確でめちゃくちゃ苦労したので、そのコンプレックスがかなり入っていると思います。

 

このような計画を立てました。

 

まったく思うように進まない

とにかく、勉強をやってくれませんでした。

理由は2つです。

  • 毎日学校の宿題がでてるから
  • 内容がつまらない

びっくりしたのですが、一年生でも毎日宿題がでます。文字の書き取りと計算問題です。

2学期の中頃までは宿題をやるだけで結構時間がかかってしまい、そもそも渡したプリントにたどり着かない。

また、渡したプリントの内容が宿題と似通っているために、うんざりしてやる気が出ない、やらない、と言うパターンが続きました。

 

やっぱり楽しくないと

勉強嫌いになられると困る

と思い、やり方を変えることにしました。

また、毎日宿題がでているので、基礎は宿題をきっちりやればいいかなと思い一旦おいておくことにしました。

 

何か楽しみながら、学力を伸ばせそうなのもを探していたところ、

年中〜年長 考える力がつく算数脳パズル はじめてなぞぺー

年中〜年長 考える力がつく算数脳パズル はじめてなぞぺー

 

 

が見つかりました。

これは未就学児童から始められるレベルのものです。簡単なものをやって自信をつけさせる目的もあったのでここから始めることにしました。

 

これをコピーして、毎日一枚渡しました。

迷路とか遊び感覚なので、キチンと毎日やってきてくれました。

後半になってくると結構難しくて間違っていることも多かったです。が、しっかりやってきてくれました。一つ困ったことは、宿題よりなぞぺーを優先してしまい、宿題やってない、みたいな時が結構あったことです。

はじめてなぞぺーは、4周やらせました。

最後の方は、コピーしたものを2枚渡してもサクサクこなしてきましたし、最後まで飽きた様子はありませんでした。

 

 問題文は各問題1行程度ですが、一年生には、1人で文を読む練習になりました。また、問題の内容も図形を二等分にするとか、合体させて別の形にするなど自分で考える力がつきそうなものです。

 

その後、普通のなぞぺーに進もうかとおもったのですが、一年生には少し難しそうでした。そこで現在はこちらをやらせています。

算数と国語を同時に伸ばすパズル 初級編

算数と国語を同時に伸ばすパズル 初級編

 

 

ごく簡単な数独的なものと、文章を読んでその条件に合う答えを考えるクイズのようなものの2種類が交互に出てくるものです。

これで、文章を読む力と論理的に考える力をつけさせていこうと思っています。

2月11日現在で、これの2週目に入っています。 

 

子供の方からもっとやりたいと言ってきた

はじめてなぞぺーと算数と国語を同時にのばすパズルに関しては、

子供方から続きをやりたい

といってきますし、渡すとすぐにやって持って帰ってきます。

楽しんでやってくれた方がしっかり身につくと思うので、ひとまず安心といったところです。

 

嬉しいことに、最近は学童に置いてある伝記をいくつか自分一人で読み進めているようです。本好きに育ってきてくれているのが、嬉しいところです。

けっこう難し目の本を一人で読めていたようなので、早速これをプレゼントしました。

10分で読める伝記 2年生

10分で読める伝記 2年生

 

 

2年生用なのですが、普通に読めていました。伝記を読むことは、ただ国語力が上がるだけではなくて、様々な人の考え方や努力の大切さなんかを学べるので非常に効率が良い、と思います。

 

まとめ

長くなりましたが、

  • 自分が苦労してわかってきたことを子供に伝えたい
  • しっかりと人格形成をした上で頭がいい子になってほしい
  • 親の思いだけで計画を立てても上手くいかない
  • 楽しいものは子供が進んでやる

ざっくりとまとめるとこんなところでしょうか。

正直もっとレベルの高いことをやられている方はたくさんいると思います。

しかし、子供の性格や取り組み姿勢にはものすごく個人差があると考えています。

我が家にとっては、まずまず順調なスタートと言って良いと思っています。

 

また、低学年のうちの最大のポイントは、勉強に穴を作らないことだと思っています。

ですので、焦ってどんどんと進めるよりは、進みは遅くてもしっかりと復習をして定着させていくことが大事かな、と考えています。

 

少しでも皆様のご参考となれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

なぜ勉強するのか、について考える

なぜ勉強するのか?について考えてみます。

 

やりたい事をやるため

これにつきるなー、と思います

例えば、一流大学を出ておけば色々な職業に就く為の選択肢がかなり増えるはずです。

※私は一流大卒ではないですが、、、

 

また、私の仕事では金融工学的な知識が必要になることがあります。これには最低限、線形代数の知識と統計学の知識が必要になります。

もちろん、たまたまそう言った職業だというだけですが。いつどこでそうなるかはわかりません。

が、しっかり勉強しておかないと、そうなった時にやりたいことができなくなります。

 

仕事だけでなく、趣味でも勉強の成果を使う機会はたくさんあります。

例えば、文学を読もうと思った時に、そもそも読解力が不足してる、語彙が不足している、理解する為の背景知識が不足していることにより、価値を理解することができない。

いや、そもそも文学というものに興味をしめすところまで、たどり着けない可能性もあります。知らず知らずのうちに、自分の可能性を狭めてしまう訳です。

 

楽しいから

勉強は楽しい。

自分が成長していくのって楽しくないですか?

単純に新しい知識を身につけるのも、何かを身につけたことによって、今までできなかったことができるようになるのも、ワクワクしませんか?

 

正直、私は今勉強することが楽しくてしょうがないです。

 

なぜ楽しくないのか

楽しく感じない原因をいくつか上げてみます。

  • 目的がよく分かっていない
  • 自分がやりたい訳でなくやらされている
  • どれだけやっても褒められない

 

目的が分かっていない

自分の学生時代を振り返るとこんな感じですかね。

今はもっとやっておけば良かった!

という後悔しかないです。

でも、学生時代って目的がわからいんですよね。

いや、社会人になってもこれを極めてやろう!ってなるにはけっこう時間がかかるもんなんですよね。

で、やっとそこから、本当に必要だった知識やらスキルが分かる。

だから、子供の頃に勉強する目的なんて分かる訳ないですよね。

 

やらされている

 そもそも目的が分かっていない訳ですから、自発的にやるわけもありません。

でも、親とか周りがヤレヤレうるさいから、仕方なくやる。やりたくもないものを周りからうるさく言われると余計にやりたくなくなる。

ある程度自分からやるとしても、大学に入る為というのがほとんどなので、大学に入ると単位を取る為の最低限しかしなくなる。

 

褒められない

やらなくて怒られることはあっても、やって褒められることはほとんどありません。

まぁ、私の経験で言っているので、成績が物凄く優秀であれば親も褒めてくれたのかもしれませんが。

承認欲求というものが、人間を動かす原動力としては比較的強いものだと思うので、やって褒められないんであればやっぱりあんまりやりたくないですよね。

 

まとめ

  • やりたい事をやる為
  • 楽しいから

これが私が考える勉強する理由です。

でも、ある時が来るまでは、これがわかりません。

※人によっては一生その時が来ないようです。

 

あくまで勉強によって身につく知識は、道具でしかないんですよね。

だから、目的がないといくら身につけても意味がない。目的がないと使い道がないし、使いこなすことができません。

勉強でポテンシャルは上がるけど、良い人生を送れるかどうかは、それをどう使うか、ということになると思います。

 

勉強自体も大事だけど、

人格形成がもっと大事

という事だと思います。

 

 

仕事ができる人の能力について考えてみました

長年の社会人経験の中で、仕事ができる、優秀という人が持っている能力について考えてみました。

管理職として仕事をしていると、部下の育成というものが常に要求されます。

しかし、残念ながら今までに、私が育てた!と言い切れる優秀な部下は一人もいません。

優秀な人は私などに育てられなくても、自分で努力して勝手に育ってしまうからです。

一方で、優秀でない人はいつまでたっても課題を抱えたまま成長しません。

この違いが何なのか?を考えてみました。

 

 仕事ができる人の能力

 私の主観になりますが、社会人として高い能力を発揮する為に必要な能力は3つに分けることができます。

  • 基本的な頭の良さ
  • 人間性
  • 職業的なスキル

 

基本的な頭の良さ

基本的な頭の良さは、地頭の良さと言ったりすることもあります。当然先天的に頭の良い人もいます。が、努力でなんとかなる部分もたくさんあると思っています。
この基本的な頭の良さは、さらに次の2つに分類できると考えています。

  • 国語力、数学力
  • たくさんの知識とそれを組み合わせる力
国語力・数学力

国語力に関しては、あまり説明をする必要もないかいもしれません。人の話や文章を読んで内容を理解したり、逆に相手に理解できる文章を書いたり、わかりやすく話しをすることができる能力です。

 数学力ですが、これは微分積分ができるとか三角関数がどうだとかそう言ったことではありません。が、数学できると言うことは、限られた道具を使いこなして問題を解決する力が備わっていると言うことです。問題を分析したり、大きな問題を小さな複数の問題に分解したり、問題を解くのに使える道具が何なのか?を考える能力を持っていることになります。

 

たくさんの知識とそれを組み合わせる力

たくさんの知識は、文字どおりどれだけたくさんの知識を持っているか?です。一見なんの関係もない知識であってもよく考えると別のことに応用できたりすることがあります。ですので、どんな知識であれたくさん持っていれば持っているほど有利になります。

次に、知識を組み合わせる力です。仕事で成果をあげる為には絶対に大量のインプットが必要です、これは間違いがありません。しかし、それを効率よく成果に結びつけることができるかどうかにはまた別の能力が必要になります。

 

人間性 

すごく曖昧なのですが、一人だけで完結する仕事というものはこの世の中にほとんどありません。ですので、その人の人間性が仕事の成果にとってとても重要になってきます。特に仕事で責任のある立場になればなるほど重要になってきます。

  • ポジティブさ
  • 責任感
  • リーダーシップ
  • バランス感覚

色々とあげればキリがないのですが、この4つの要素をあげておきます。

ポジティブさ

行き過ぎたポジティブさはそれはそれで問題があるのですが、やはり根がネガティブであると成果は上がりません。やってみよう、挑戦してみようという気持ち、と例え失敗してもその失敗を分析して次はうまくやってやろうという気持ちが必要になります。

 

責任感

最後まで投げ出さずにやり遂げる力となります。一見、無理な状況に陥った時にそれをやり遂げる為に何ができるか?を考える力と言い換えてもいいかもしれません。

 

簡単に諦めて、俺のせいじゃないとかしょうがない、というような人は成長しないです。また人の上に立つ立場になったときに、下の人たちは付いて行きたいと思わないのでチームとしての力が下がることになります。

 

リーダーシップ

リーダーシップというと先頭に立って人を引っ張っていくようなイメージを持つかもしれませんが、実は色々な形があります。結果的にチームや組織全体を目標に向かって動かすことができれば良いのです。

また、リーダーだけがリーダーシップを持っていれば良いわけではありません。チーム全体を目標に向かって進ませる為に何をするか?が重要ですので、チームのメンバーであってもリーダーシップを発揮してかまいません。

 

バランス感覚

何事もバランスが大事です。責任感を持って仕事に取り組まないといけないと言って、毎日夜中まで仕事すれば体を壊します。過剰にポジティブな感覚になってしまえば、あまり反省しない人間になってしまうかもしれません。

時と場合、周りの人の様子などを見ながら、その時にどういう風に行動することが最適なのか?を判断する力がバランス感覚となります。

 

職業的なスキル

職業的なスキルも仕事で成果を出す上では必要になってきます。

しかし、これに付いては職業によって、また同じ職業でもさらに役割によって細分化されてきて一般化することはできません。

 

どこで差がつくのか

優秀な人が持っている能力をいろいろと挙げてみました。

それでは、優秀な人とそうでない人はどこで差がつくのでしょうか?

 

これは

圧倒的に人間性

になります。その次が

基本的な頭の良さ

です。

職業的なスキルでも差はつきますが、上にあげた2つが違う為に結果的に差がつくということがほとんどです。

 

私が何度か見た例で説明します。

  • 人間性が優れているが、基本的な頭の良さが普通くらい→A
  • 基本的な頭の良さが抜群だが、人間性のスキルが好ましくない→B

のAとBの2人の人間がいるとします。

新人から3年目くらいまでの間の評価では、Bが圧倒します。

これは、若いうちは1人で完結するような仕事をすることが多いからです。職業的なスキルについても頭が良い方が、圧倒的に習得する速度が速いです。

しかし、年次を重ねていくと周りの人と連携する仕事や、下に人がついてチームをまとめるような役割が増えてきます。

そして、経験年数が増えると、知識の豊富さからくる頭の良さや職業的なスキルについては相対的に差が小さくなってきます。

こうなってくるとAは、苦労しながらも、それを糧に徐々に実力をつけてきます。

逆にBはこの辺から徐々に行き詰まってきますし、それを打開することができません。

そして、中堅と呼ばれるような年になる頃には、BをAが逆転します。

 

これはもちろん、極端な例で説明しました。実際にあったことですが。

大抵の場合には、入社から評価が良かった人間がそのままずっと評価よく順調に伸びていき、評価が悪かった人間はずっと評価が悪いままで変わることがほとんどありません。

 

というのも、人間性のスキルが高い人は大抵そこそこ基本的な頭の良さも持っていることが多いです。必要に応じて勉強をきちんとする人が多いので。

人間性は性格や習慣と密接に関わっている能力ですのでよほどの意識と努力がなければ変わることはほとんどありません

 

基本的な頭の良さについて少しネガティブな例をあげてしまいまいたが、いつどんな時でも力を発揮してくれる物凄く貴重な能力であることを補足しておきます。

また、頭が良い人が人間的なスキルの不足に気がついて、それを改善したと言うケースもありました。

 

まとめ

仕事ができる人、優秀な人が持っている能力は3つに分類できます。それを重要な順に並べると次のようになります。

  1. 人間性
  2. 基本的な頭の良さ
  3. 職業的なスキル

人間性スキルについては、性格・習慣ととても深く関係しています。

これを外から、しかも会社の上司というだけの立場の人間が変えることは極めて難しいというか不可能です。

ですので、助言をするとか、自分が実践して示すとかして、本人が自ら動き出すのを待つしかありません。

基本的な頭の良さについては、打てる手があると思っていますので、別の記事でまとめたいと思います。

※こちらも大変難しいとは思いますが。

そして、職業的スキルですが、よほど特殊な職業でない限りあまり意識しなくても良いかな、と思っています。必要なスキルなので、経験を積めば最低限のレベルには大抵たどり着くと思います。それに、ここで大きく差がつく原因は大抵は上にあげた2つの能力に問題があるからです。

 

今回は分析をしただけで、あまり有効な情報ではなかったかもしれませんが

少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

 

英語多読をお勧めする理由

現在私は多読を英語学習の中心にしています。

ほとんどそれしかやっていないと言っても良いほどです。

私が、この勉強法が良いと思った経緯を説明します。

 


この記事でも書いております通り、英語学習を始めた比較的早い段階から多読には挑戦してきていいました。

その時は続けることができずに挫折したのですが、それでもまた多読に戻ってきた

のには理由があります。

 

科学的な学習方法を解説したサイトとの出会い

それはこのサイトとの出会いです。

英語高地トレーニング ~英語力向上による英検1級、TOEIC990点取得法~

 

ここのサイトを書いている人は、TESOLという英語教授法の資格を持っている方です。

 


TESOLでは最新の第2言語学習を学ばないと資格が取れないようです。

つまり、この方の言っていることはきちんとした研究に基づいたことであろうと推測されます。

 

詳しくは、サイトを読んで頂きたいです。理論だけでなくご自身のこれまでの学習の経過なども書かれてあり、とても面白いです。

が、簡単にまとめますと、英語力をバランス良く身につける為には

  1. meaning-focused input   (何かを知るために読む、聞く)
  2. meaning-focused output   (何かを伝えるために話す、書く)
  3. language focused learning(言語自体についての学習)
  4. fluency development         (流暢さの訓練)

この四つを同じ割合で学習していくのが良い、と書かれています。

そして、日本人の勉強法は言語自体についての学習に偏っているから勉強の効率が良くないのではないかと言っています。

 

言語自体についての学習の例として以下があります。

  • 文法
  • 単語の暗記
  • 精読
  • 発音
  • ディクテーション
  • 試験対策

 

バランス良く学習する為に

 では、バランスよく勉強する為にはどうすれば良いのか、についてもこのサイトに書いてくださっっていますが、ざっくりと説明します。

 

何かを知る為に読む、聞く

→多読、多聴

 

何かを伝える為に話す、書く

→日記やスピーチの練習

 

流暢さの訓練

→あまり気にしなくても自然とついてくるが、多読が有効

 

そして、

言語自体についての学習

→難し目の文章の多読(精読)

 

ということだそうです。

つまり、何かを伝える為に話す、書く以外の3つの要素は多読とその工夫によってカバーすることができるということになります。

 

以上が、私が現在の勉強法に行きついた経緯であり、多読をおすすめする理由となります。

 

補足情報

何かを伝える為に話す、書く についてはどうしているかと言いますと、瞬間英作文をやっています。

また、現在は精読は全然していません。理由は2点あります。

  • 多読しているJapan Times ST には、単語や熟語、文法事項の解説が含まれている
  • 多読に入る前に高校初級レベルまでの文法事項は総復習している

からです。ある程度多読を進めたところで、もう少し高いレベルの文法と単語熟語の勉強を追加でするかもしれません。が、今のところ多読と多聴に集中しています。

 

まとめ

  • 英語力を効率よく伸ばす為には4つの要素をバランスよく学習すると良い
  • 英語多読はその内の3つの要素をカバーすることができる
  • 日本人は言語そのものに関する勉強の比率がすごく高い場合が多い

多読をやっていない方がおりましたら、取り入れて見てはどうでしょうか。

 

少しでも皆さんのご参考となれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

家から遠い大学に通ったら結果的に頭が良くなった

大分前のことですが、家から2時間かかる大学に通っていた時の話です。

自分の頭が良くなったという話ですが、大学の勉強で頭が良くなったわけではありません。(親には申し訳ない話ですが・・・。)

読書の習慣が身についたことによって、結果的に頭が良くなりました。

大学で習ったどんなことよりも、今の自分を作るのに貢献してくれたのは、読書する習慣だ!と自信を持って言えます。

 

とにかく80分間座りっぱなし

大学は理系だったこともあり、キャンパスは郊外にありました。多分の化学薬品とかそういった廃棄物の問題があるためなんだと思います。

大学への通学経路は下り電車で、20個くらい駅があるのに各駅停車しか運行していませんでした。

結果的に、必ず座れる時間が片道40分間ある、という状態になりました。

 

まだ、スマホもない時代だったのでこの時間を暇な時間をどうやって過ごすか?が大きな課題となりました。

 

漫画だとお金がもたない

当時の私はものすごい漫画好きだったので、マンガを読むことを真っ先に考えました。

しかし、週刊誌にしても、単行本にしても、かかっても1時間程度で読み終わってしまいます。また、値段も単行本なら、500円くらいします。

1日一冊として1ヶ月20日で、1万円もかかります。

私はアルバイトもしていなかったので、とてもこんな金額は払えません。

 

そこで、小説を読むことを思いつきました。私は非常に読むのが遅いので、文庫本一冊を読むのに数日間かかります。

 

しかし、その時の私には読書する習慣はまったくありませんでした。何回か小説にチャレンジしたことはありましたが、だいたいは途中で挫折して投げ出していました。

 しかし、お金もないしヒマなので、小説を読んでみるしかありませんでした。

 

推理小説にハマる

きっかけは覚えていないのですが、推理小説を読んでみることにしました。

最初読んだ小説は、綾辻行人の何かだったと思います。本格ミステリーというジャンです。本格ミステリーは、ウリとして本文の中に犯人を特定する為の手がかりが必ずある。そんなの分かるわけないじゃん的なズルはなく、読者と作者の知恵比べ、というものです。

 

私が理系であったせいか、これがマッチしました。毎回解決編を読んで、

あー、こんなとこにヒントがあったのか! 

 と納得していました。すぐにこのジャンルの小説にハマってゆき、我孫子武丸やらなんやらと、関連する作家の作品も含めてどんどんと読んでいきました。

しかし、いくら読んでも犯人が分かることは殆どありませんでした。

 

歴史物にハマり、その後

本格ミステリーという狭いジャンルに絞って読んでいたせいもあり、読む本がなくなるのにそう長くはかかりませんでした。

 

そこで歴史物に挑戦することにします。

このジャンルは、中学時代に吉川英治三国志を第1巻で挫折した苦い思い出のあるジャンルです。

横山光輝のマンガ版の三国志は全巻読破していました。

 

とういうわけで、このジャンルに再挑戦知ることにしました。

読んでみると、なぜだか普通に読み進めることができました。

今振り返ってみると普通に読むことができた理由は2つあると思います。

  • 中学生から大学生になって、人間的に成長したから
  • 推理小説を沢山読むことによって、長文を読むことに慣れたから

 

ここから、一度挫折している三国志を始めとした吉川英治リシーズ、司馬遼太郎シリーズの作品群を次々に読んでいくことになりました。

 

歴史小説をたくさん読んでいるうちに、中国の歴史に興味を持ち

史記十八史略

を読みました。そこからさらに中国の思想哲学に興味を持つようになり

老子孫子荀子韓非子孟子

なんかを読んでいきました。その流れで西洋哲学の総まとめ的な本、ソフィーの世界を読んだりもしました。

 

そのあとは、なぜか純文学にも興味を持ち始め

ドフトエフスキーの罪と罰

カフカの変身

カミュの異邦人

なんかを読みました。

 

この時点で、内容の理解度や消化具合はともかく、大抵のものは読めるようになっていました

それもそこれも、暇があってお金がなかったおかげだと思います。

 

社会人になってから

社会人になってからは、強制的な暇な時間は無くなったものの読書をする習慣は残りました

キャリアアップにつながるようなビジネス書を中心に沢山読むようになりました。

本当にその時の興味のおもむくままに色々読んだの列挙してみます。

などなど、他にも思い出せないですが、もっと色々読んでいると思います。

改めて並べてみると全く統一感がないですね・・・。

 

しかし、この統一感の無さが今の自分の最大の強みになっていると思います。

 一つは、

雑学的に色々な知識を知っていることで人との会話や仕事の上のアイデアについても発想の引き出しが増えた

そしてもう一つは、

広く浅く知識を持っていることで、新しい知識を身につけるための努力が少なくてもすむ

両方とも、新しいことに対してすでに持っている別の知識で応用できる、ということですね。全部が全部上手くいくわけではないですが、結構な確率でうまくことが多い気がします。

 

まとめ

  • 暇でお金がなったので文庫の小説を読み始めた
  • 読んでいくとどんどん難しい内容の本も読めるようになっていった
  • 読書することにより関連した分野へも興味が広がりさらに沢山読んだ
  • 結果的に浅いけど幅広い知識を身につけることができた
  • 現在は、読書でストックした知識をアウトプットの質を上げることに応用できている

 

私の場合には、完全の偶然なきっかけですが

読書の習慣は自分の世界を大きく広げていく

と言えると思います。

 

少しでも皆様のご参考になれば幸いです。

 

 

英語多読で読む英文のレベルの判断方法

英語多読では、自分が読めるレベルより少し易しいレベルのものを読んでいくのが基本となります。

しかし、それが本当に適切なレベルなのか?は不安になるところかと思います。

ひょんな事からなかなか使えそうな判定方法を発見しましたので、シェアしたいと思います。

 

子供の素朴な疑問

私には小学一年生の娘がいるのですが、娘が私に質問をしました。

本を読み聞かせしてもらうとテレビみたいになるのに、自分で読むとテレビみたいにならないのはなんで?

子供は英語を勉強しているわけではないので、日本語での話です。

娘の言いたかったとこは、

  • 読み聞かせてもらうと、頭の中でテレビを観ているように(登場人物や景色が映像化されて)物語が展開されていく
  • 自分で文章を読むと、そう言ったことが起こらない

ということのようです。

 

小学一年生には、日本語の文章を読むこと自体がまだまだ難しいようです。だから、この文字はなんて読むのか?単語の区切りは何処か?この単語の意味は何か?などを分析することに脳の力を沢山使っています。

だから、文章の意味を理解してそこで説明されている情景を頭の中に描くところまで力が残っていない、ということだと思います。

手前味噌ですが、私の娘は小学一年生としてはまずまず文章を読むのが上手な方だと思います。読書自体も好きで本も結構読んでいますし、音読もそこそこ感情がこもった読み方ができています。

 

私は娘に

もう少し簡単なお話や絵本を沢山読むようにしようか

 と答えました。

 

その後に、これって英語の多読にもそのまま当てはまるのでは?ということに気がつきました。

 

映像化できるかどうかで判断

つまり、英文を読んでいてパッと頭の中に情景が浮かんでこない場合は、文の構造、文法、単語などの要素に理解に脳の持つパワーの殆どが使われている為、いわゆる多読で求められる状態になっていないようです。この場合にはもう少し英文のレベルを下げた方がよい、と考えられます。

 

逆に、少しモヤっとするところがあったとしても、パッと景色が思い描け、映像化できているのであれば、話の内容に集中することができていると言えるのではないかと思います。つまり、多読で目標とするレベルなら英文を選択することができていると考えられます。

さらにもう少し、英文のレベルを下げるか英語を読み慣れれば、英語を英語のまま理解している自分を実感できるかもしれません。

 

ただし、この判断方法はニュース系の文章だと多少コツが必要かもしれません。なられないうちは、graded readerか児童文学などの物語でお試しください。

 

まとめ

英語多読の素材として適切かどうかは

  • 英文を読んで映像化できるかどうかで判断する
  • 映像化できなければ、少しレベルを下げてみる

という方法のご提案でした。

 

少しでも皆さんのご参考となれば幸いです。

 

 

英字新聞多読が1ヶ月続いたので報告します。

Japan Times STを12月の初めあたりから読み初めて1ヶ月程度すぎたので報告します。

これから英語多読を始めようと思っている方の参考になれば幸いです。

 

初回なので、ざっくり多読とJapan Times STについても説明していきます。

 

英語多読

沢山の英語を読むことによって英語を身につけよう、という勉強法です。

この勉強法で言われている効果は主に以下だと思います。

  • とにかく楽しく勉強できる
  • 文法の勉強をしないで英文を読めるようになる
  • 単語帳を使わずに単語を覚えられる
  • 英文をスラスラ読めるようになる
  • 最終的に英語のペーパーバックなどネイティブが読んでいるものを読めるようになる

ただし、これらすべてを実感するためには絵本レベルから始めて、びっくりするくらい大量の本を読んでいく必要があります。

例えば、かなりレアな単語については、多読で身につけるのは単語帳より大分効率が悪い、という研究結果もあるそうです。

つまり、全てにおいて、一番効率が良い学習方法というわけではなく、効果をよく理解した上で勉強の一部として取り入れていくということが大事です。

 

ただ、英語の達人の多くが英語を使いこなすためには多読は絶対に必要といっています。

知っている を わかる、できる、使いこなせるに変える

日本にいながらにして、これができるようになる唯一の方法が多読である、とおっしゃられているケースが多いです。

 

Japan Times ST

 

Japan Times STですが、英字新聞Japan Timesが学生向けに発行している週間の英字新聞です。対象は英検でいうと3級〜2級くらいだと思います。

難しい単語や熟語には記事の外に説明がついていますので、辞書を引くことなくサクサク読み進めていけるというのが特徴です。

また、英語の記事の隣に日本語訳が付いている記事もいくつか載っています。

 

私が考えるJapan Times ST(というか週刊英字新聞)の最大のポイントは、以下の3点です。

  • 週刊誌である
  • 記事に注釈や和訳がある
  • 安い

 

週刊誌である

週刊誌という点ですが、普通の新聞のように毎日届いてしまうと読みきれません。日本語の新聞だって全部の記事をくまなく読むようにはできていないのですが、なぜか英語の勉強だと思うと読まないと悪いことをしているような気分になります。

その点、Japan Times STは、1週間の内に消化すれば良いという気軽さと、程よい分量となっております。

 

記事に注釈や和訳がある

注釈があることには、2つメリットがあります。

  • 辞書を引かなくて良い
  • 自分のレベルでは本来もっと時間がかかるはずの文章をサクッと読める

今は電子辞書、スマホアプリ、Web検索などの方法で紙の辞書を引くよりもはるかに簡単に単語や熟語を調べることができます。

しかし、それでも面倒なことに違いはありません。また、一旦文章から目を離してしまうと、調べ終わって文章に戻った時に内容を忘れている、なんていうことも起こります。

ですので、注釈がついていることでサクサク進めることができ、内容の理解度も上がります。

また、初心者など英語に自信のない人(私のことですが)は、英文を読んだ後に自分の理解があっているのか?が結構不安になることがあります。全記事ではありませんが全文和訳が付いている記事があるので、その記事で自分の理解があっているか?を確認することができます。

 

安い

1部税込300円、定期購読するともっと安くなります。

このレベルのGraded Reader(英語学習者向けの語彙や文法が制限された本)は、一冊700円くらいして、分量的にもJapan Times STの半分くらいです。

もう少し難しいものができるようになれば、それほど差はないかもしれません。

しかし、英検3級に毛が生えた程度の実力の人にとっては圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。

 

自分のレベル

現在の私のレベルは、別に記事にまとめてありますのでそちらをご参照ください。

 

 

やってみた感想

初回でしたので、前置きがめちゃめちゃ長くなってしまいました。

ようやく、やってみた感想です。

 

最初の2週間くらいは、正直に言ってかなりきつかったです。

理由は2つあります。

  • 英語をたくさん読むのがきつい
  • 英語以前にニュースの内容がわからない

そもそも中学生レベルの簡単な英文であったとしても沢山読むのは大変です。

えー、英語読むのか、めんどくさいなぁ

という感じです。

また普段、普通の新聞もニュース番組も全く観ないので、そもそもこの記事はなんなのか?というのが頭に入ってきません。日本語で読んでもしっくりこないものを英語で読むのですから、理解できる訳がありません

 

しかし、続けていくうちにそう言ったキツさは減ってきました

理由は単純で慣れたから

です。

例えば、今ですとトランプ大統領の記事が多いですが、

  • 選挙中の不正投票問題
  • ロシアの工作員
  • トヨタの米国内での投資
  • メキシコの壁

などの関連する記事を沢山読んでいくと似たような単語が出てきたり、話題として繋がっているものがあったりして、

あー、あれのことか

と思うものが増えてきます。こういうのが増えてくるとやる気が出てきます。成長を実感できる瞬間ですね。

 

多読の進め方

現在の進め方ですが、辞書などは一切使っていません。

理解できても、できなくても、一回読んで終わりにしています。

理由は2つあります。

  • 読むのが嫌になっちゃうから
  • 多読だから

やっぱり、辞書を引いて〜、構文調べて〜とかやっていると時間もエネルギーも沢山使うので疲れてしまいます。幸いJapan Times STは、注釈や和訳のある記事があるのでそれをどんどん活用して読み進めていっています。

また、多読であるためには、

  • ある程度スピードを出すこと
  • 記事の意味を理解することに集中する
  • 量を大事にする

のが良いのかなと考えています。

 

Japan Times STのレベル感

これは、現在の英検準2級受かるか受からないかわからない、くらいの私のレベルに非常にあっていると思います。

結構スムーズに読める記事がいくつかあり、大半はなんとなくわかったような、わからないような、と言った感じです。

大体の言っていることはわかるのですが、肝心の話の結論がわからなかったりしてモヤモヤすることが結構多いです。

モヤモヤの状態でもまあいいや、いずれわかる時が来るだろ

と思える人でないと多読ではなく、精読することになってしまうかと思います。

しかし、精読すると1週間あってもとてもコナすことができず、溜まってしまうと思います。

 

1週間分を読むのにかかる時間

これだけ適当に読み飛ばしても、5時間〜6時間掛かっています。

ざっくり1分間に読める単語数(wpm)は、45〜50くらいのめちゃめちゃ遅いレベルなので、これを150〜200まで持っていきたい、というのが今度の課題となります。

 

こんな人にお勧め

  • 英検3級〜英検準2級レベル程度の英語力の人
  • ニュースや科学に関する記事を読むのが苦にならない人

レベル感については上に書いた通りです。

 

ニュースや科学に関する記事を読むのが苦にならない、というのを堅苦しくとって欲しくはないのですが、

ニュースなんて、全然興味ないよ!という人がいるのもまた事実です。

正直、Japan Times STは、学生向けなので学生に興味を持ってもらうために様々な工夫があり、私は面白く読んでいます。

しかし、国際情勢や日本のニュース、ちょっとしたアカデミックな話題(世界最大のカニのハサミの挟む力はワニのアゴの力と同じくらい強い、とか)に興味がない人には苦痛でしかありません。

逆にGradedReaderやネイティブ向けの児童書がつまらない、という方には向いている素材かもしれません。

 

まとめ

英検3級に毛の生えた程度の実力の人間でも、Japan Times STは読むことができます。ただし、最初の2、3週間は精神的に辛いかもしれません。

また、1ヶ月程度続けただけで明らかに成長が感じられるだけの効果はありました。

これは、もともとのレベルの低い初心者だけの特権だと思います。 

 

2ヶ月、3ヶ月と毎月報告していく予定ですので、ご参考にしていただければ幸いです。