いつむーななやー

日頃考えていることを書き残します。

英語多読をお勧めする理由

現在私は多読を英語学習の中心にしています。

ほとんどそれしかやっていないと言っても良いほどです。

私が、この勉強法が良いと思った経緯を説明します。

 


この記事でも書いております通り、英語学習を始めた比較的早い段階から多読には挑戦してきていいました。

その時は続けることができずに挫折したのですが、それでもまた多読に戻ってきた

のには理由があります。

 

科学的な学習方法を解説したサイトとの出会い

それはこのサイトとの出会いです。

英語高地トレーニング ~英語力向上による英検1級、TOEIC990点取得法~

 

ここのサイトを書いている人は、TESOLという英語教授法の資格を持っている方です。

 


TESOLでは最新の第2言語学習を学ばないと資格が取れないようです。

つまり、この方の言っていることはきちんとした研究に基づいたことであろうと推測されます。

 

詳しくは、サイトを読んで頂きたいです。理論だけでなくご自身のこれまでの学習の経過なども書かれてあり、とても面白いです。

が、簡単にまとめますと、英語力をバランス良く身につける為には

  1. meaning-focused input   (何かを知るために読む、聞く)
  2. meaning-focused output   (何かを伝えるために話す、書く)
  3. language focused learning(言語自体についての学習)
  4. fluency development         (流暢さの訓練)

この四つを同じ割合で学習していくのが良い、と書かれています。

そして、日本人の勉強法は言語自体についての学習に偏っているから勉強の効率が良くないのではないかと言っています。

 

言語自体についての学習の例として以下があります。

  • 文法
  • 単語の暗記
  • 精読
  • 発音
  • ディクテーション
  • 試験対策

 

バランス良く学習する為に

 では、バランスよく勉強する為にはどうすれば良いのか、についてもこのサイトに書いてくださっっていますが、ざっくりと説明します。

 

何かを知る為に読む、聞く

→多読、多聴

 

何かを伝える為に話す、書く

→日記やスピーチの練習

 

流暢さの訓練

→あまり気にしなくても自然とついてくるが、多読が有効

 

そして、

言語自体についての学習

→難し目の文章の多読(精読)

 

ということだそうです。

つまり、何かを伝える為に話す、書く以外の3つの要素は多読とその工夫によってカバーすることができるということになります。

 

以上が、私が現在の勉強法に行きついた経緯であり、多読をおすすめする理由となります。

 

補足情報

何かを伝える為に話す、書く についてはどうしているかと言いますと、瞬間英作文をやっています。

また、現在は精読は全然していません。理由は2点あります。

  • 多読しているJapan Times ST には、単語や熟語、文法事項の解説が含まれている
  • 多読に入る前に高校初級レベルまでの文法事項は総復習している

からです。ある程度多読を進めたところで、もう少し高いレベルの文法と単語熟語の勉強を追加でするかもしれません。が、今のところ多読と多聴に集中しています。

 

まとめ

  • 英語力を効率よく伸ばす為には4つの要素をバランスよく学習すると良い
  • 英語多読はその内の3つの要素をカバーすることができる
  • 日本人は言語そのものに関する勉強の比率がすごく高い場合が多い

多読をやっていない方がおりましたら、取り入れて見てはどうでしょうか。

 

少しでも皆さんのご参考となれば幸いです。