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いつむーななやー

日頃考えていることを書き残します。

仕事ができる人の能力について考えてみました

長年の社会人経験の中で、仕事ができる、優秀という人が持っている能力について考えてみました。

管理職として仕事をしていると、部下の育成というものが常に要求されます。

しかし、残念ながら今までに、私が育てた!と言い切れる優秀な部下は一人もいません。

優秀な人は私などに育てられなくても、自分で努力して勝手に育ってしまうからです。

一方で、優秀でない人はいつまでたっても課題を抱えたまま成長しません。

この違いが何なのか?を考えてみました。

 

 仕事ができる人の能力

 私の主観になりますが、社会人として高い能力を発揮する為に必要な能力は3つに分けることができます。

  • 基本的な頭の良さ
  • 人間性
  • 職業的なスキル

 

基本的な頭の良さ

基本的な頭の良さは、地頭の良さと言ったりすることもあります。当然先天的に頭の良い人もいます。が、努力でなんとかなる部分もたくさんあると思っています。
この基本的な頭の良さは、さらに次の2つに分類できると考えています。

  • 国語力、数学力
  • たくさんの知識とそれを組み合わせる力
国語力・数学力

国語力に関しては、あまり説明をする必要もないかいもしれません。人の話や文章を読んで内容を理解したり、逆に相手に理解できる文章を書いたり、わかりやすく話しをすることができる能力です。

 数学力ですが、これは微分積分ができるとか三角関数がどうだとかそう言ったことではありません。が、数学できると言うことは、限られた道具を使いこなして問題を解決する力が備わっていると言うことです。問題を分析したり、大きな問題を小さな複数の問題に分解したり、問題を解くのに使える道具が何なのか?を考える能力を持っていることになります。

 

たくさんの知識とそれを組み合わせる力

たくさんの知識は、文字どおりどれだけたくさんの知識を持っているか?です。一見なんの関係もない知識であってもよく考えると別のことに応用できたりすることがあります。ですので、どんな知識であれたくさん持っていれば持っているほど有利になります。

次に、知識を組み合わせる力です。仕事で成果をあげる為には絶対に大量のインプットが必要です、これは間違いがありません。しかし、それを効率よく成果に結びつけることができるかどうかにはまた別の能力が必要になります。

 

人間性 

すごく曖昧なのですが、一人だけで完結する仕事というものはこの世の中にほとんどありません。ですので、その人の人間性が仕事の成果にとってとても重要になってきます。特に仕事で責任のある立場になればなるほど重要になってきます。

  • ポジティブさ
  • 責任感
  • リーダーシップ
  • バランス感覚

色々とあげればキリがないのですが、この4つの要素をあげておきます。

ポジティブさ

行き過ぎたポジティブさはそれはそれで問題があるのですが、やはり根がネガティブであると成果は上がりません。やってみよう、挑戦してみようという気持ち、と例え失敗してもその失敗を分析して次はうまくやってやろうという気持ちが必要になります。

 

責任感

最後まで投げ出さずにやり遂げる力となります。一見、無理な状況に陥った時にそれをやり遂げる為に何ができるか?を考える力と言い換えてもいいかもしれません。

 

簡単に諦めて、俺のせいじゃないとかしょうがない、というような人は成長しないです。また人の上に立つ立場になったときに、下の人たちは付いて行きたいと思わないのでチームとしての力が下がることになります。

 

リーダーシップ

リーダーシップというと先頭に立って人を引っ張っていくようなイメージを持つかもしれませんが、実は色々な形があります。結果的にチームや組織全体を目標に向かって動かすことができれば良いのです。

また、リーダーだけがリーダーシップを持っていれば良いわけではありません。チーム全体を目標に向かって進ませる為に何をするか?が重要ですので、チームのメンバーであってもリーダーシップを発揮してかまいません。

 

バランス感覚

何事もバランスが大事です。責任感を持って仕事に取り組まないといけないと言って、毎日夜中まで仕事すれば体を壊します。過剰にポジティブな感覚になってしまえば、あまり反省しない人間になってしまうかもしれません。

時と場合、周りの人の様子などを見ながら、その時にどういう風に行動することが最適なのか?を判断する力がバランス感覚となります。

 

職業的なスキル

職業的なスキルも仕事で成果を出す上では必要になってきます。

しかし、これに付いては職業によって、また同じ職業でもさらに役割によって細分化されてきて一般化することはできません。

 

どこで差がつくのか

優秀な人が持っている能力をいろいろと挙げてみました。

それでは、優秀な人とそうでない人はどこで差がつくのでしょうか?

 

これは

圧倒的に人間性

になります。その次が

基本的な頭の良さ

です。

職業的なスキルでも差はつきますが、上にあげた2つが違う為に結果的に差がつくということがほとんどです。

 

私が何度か見た例で説明します。

  • 人間性が優れているが、基本的な頭の良さが普通くらい→A
  • 基本的な頭の良さが抜群だが、人間性のスキルが好ましくない→B

のAとBの2人の人間がいるとします。

新人から3年目くらいまでの間の評価では、Bが圧倒します。

これは、若いうちは1人で完結するような仕事をすることが多いからです。職業的なスキルについても頭が良い方が、圧倒的に習得する速度が速いです。

しかし、年次を重ねていくと周りの人と連携する仕事や、下に人がついてチームをまとめるような役割が増えてきます。

そして、経験年数が増えると、知識の豊富さからくる頭の良さや職業的なスキルについては相対的に差が小さくなってきます。

こうなってくるとAは、苦労しながらも、それを糧に徐々に実力をつけてきます。

逆にBはこの辺から徐々に行き詰まってきますし、それを打開することができません。

そして、中堅と呼ばれるような年になる頃には、BをAが逆転します。

 

これはもちろん、極端な例で説明しました。実際にあったことですが。

大抵の場合には、入社から評価が良かった人間がそのままずっと評価よく順調に伸びていき、評価が悪かった人間はずっと評価が悪いままで変わることがほとんどありません。

 

というのも、人間性のスキルが高い人は大抵そこそこ基本的な頭の良さも持っていることが多いです。必要に応じて勉強をきちんとする人が多いので。

人間性は性格や習慣と密接に関わっている能力ですのでよほどの意識と努力がなければ変わることはほとんどありません

 

基本的な頭の良さについて少しネガティブな例をあげてしまいまいたが、いつどんな時でも力を発揮してくれる物凄く貴重な能力であることを補足しておきます。

また、頭が良い人が人間的なスキルの不足に気がついて、それを改善したと言うケースもありました。

 

まとめ

仕事ができる人、優秀な人が持っている能力は3つに分類できます。それを重要な順に並べると次のようになります。

  1. 人間性
  2. 基本的な頭の良さ
  3. 職業的なスキル

人間性スキルについては、性格・習慣ととても深く関係しています。

これを外から、しかも会社の上司というだけの立場の人間が変えることは極めて難しいというか不可能です。

ですので、助言をするとか、自分が実践して示すとかして、本人が自ら動き出すのを待つしかありません。

基本的な頭の良さについては、打てる手があると思っていますので、別の記事でまとめたいと思います。

※こちらも大変難しいとは思いますが。

そして、職業的スキルですが、よほど特殊な職業でない限りあまり意識しなくても良いかな、と思っています。必要なスキルなので、経験を積めば最低限のレベルには大抵たどり着くと思います。それに、ここで大きく差がつく原因は大抵は上にあげた2つの能力に問題があるからです。

 

今回は分析をしただけで、あまり有効な情報ではなかったかもしれませんが

少しでも皆様のご参考になれば幸いです。