いつむーななやー

日頃考えていることを書き残します。

Moocsでの勉強に挑戦して見た

edXをご存知でしょうか?

Moocsと呼ばれる、大学の講義などがネット上で無料で受けらる仕組みがあります。

それらの仕組みの中のひとつであるedXを利用して勉強に挑戦してみました。

 

edXとは?

上に書きました通り、基本無料で大学の講義が受けらるシステムです。

日本にもJMoocsという日本語で学ぶことができる仕組みがあるようですが、将来のことを考えて利用しませんでした。

 

将来のことについて

 別にトピックを建てる方が良いような賛否の別れそうな深い内容ですが、さらっと私見を述べます。

 

Moocsの仕組み自体は、非営利目的かもしれません。が、サービスを提供するには、なんらかの手間がかかるので、無料サービスは提供する側にとっては無料ではありません。となると、サービスの提供者は何かしらの方法でお金を回収する必要があります。

Moocsでいうと、スポンサー企業からの出資や勉強した講義を単位として公的なものとする為にユーザが支払うお金によって回収することになります。

英語は英語圏の人に加えて英語圏で働きたい人にも需要があります。

つまり、英語圏のMoocsは今後きちんと維持され、さらに多彩な内容の大学講義等の専門性のある内容が継続的に追加されて行く可能性が極めて高い、と判断しました。

 

 computer scienceへの挑戦

 私の職業は、3流システムエンジニアです。最近職場でプロジェクトの進め方について様々な議論が巻き起こりました。

しかし、自分は学術的に正しい知識を十分に知らないという問題もありました。会社の昇格で必要だったので応用情報処理技術者(それなりの国家資格)は持っています。しかし、その試験で身につけた知識のほとんどは古臭くて使い物にならない気がしていました。

そこで、ITの本場とも言えるアメリカではどういった内容をおしえているのか?ということが気になりました。 

こう言った経緯があり、computer scienceを英語で勉強してみよう、と考えました。本来であれば、英語は英語、computer scienceは別途日本語で学習した方が、効率は良いのかもしれません。

しかし、おそらく日本でアメリカの高校生や大学生に教えている内容をそのまま日本語に翻訳したような内容の本などは存在しないでしょう。

また、以下のような3つの理由から、英語で何かを勉強する方法には以前から興味がありました。

  • 英語に関する一点突破
  • 教科書は英語版がいいよ説
  • どうせ最新情報は英語だよ説

 

英語に関する一点突破

英語の勉強法のひとつとして一点突破法というものがあります。

これは自分の英語のレベルと関係なく、興味のある分野の本をたくさん読む、という方法です。

当然最初は読めないわけですが、

  • 読みたいという情熱
  • 分野を絞ると同じ語彙や表現が繰り返し出るので次第にわかるようになる

ある一点で突き抜けるとそれにつられて他の部分のレベルも上がるという理屈です。

 

教科書は英語がいいよ説

英語の教科書は、そもそもパイが大きいので競争が盛んである。なので、定番のものは質が高いことが多い。また、ノンネイティヴを意識して作られているので、英語のレベルが優しいことが多い。前提を授業としておらず、豊富な練習問題があり自習に向くものが多い。

という説がある。

※全て読書猿の受け売り

 

どうせ最新情報は英語だよ説

前述の通り、英語の教科書は需要が大きいし、競争に晒されている。したがって、改定が頻繁に行われる。間違いの修正や最新の情勢に合わせた追記。また、学会等の論文も当然のごとく英語である。当然、それにまつわるブログ等のまとめや最新情報に関するまとめも英語での情報が最速であるし、情報量も多いことになります。

つまり、どうせ英語を読む必要があるのだから最初っから英語で勉強して、慣れた方がいいんじゃね?

という理屈です。

 

実際に始まるまで

前置きが異常に長くなりました。

実際に始めるにあたってしたことです。

これはびっくりするくらい簡単でした。

サイトに行って、いくつか必要事項を記入するだけです。

あっさりアカウトが作成され、10分程度で受講できる状態になりました。

 

実際にやってみた感想

あっさり、受講可能な状態になったことに拍子抜けしながら、さっそく受講してみました。

 

長々と前口上述べた割に拍子抜けの結論ですが、

英語が全然理解できない! 

です。Japan Times STひぃこら言いながらようやっと読んでいるレベルでは、到底太刀打ちできませんでした。

講義は動画で、長くても5分程度、トランススクリプトもちゃんとついています。

従いまして、辞書と首っ引きで取り組めばどうにか出来るレベルです。

が、アメリカのコメディドラマもなんとなく理解できてるし、辞書とか使わなくても6割くらい理解できるだろ、という甘々な考えはあっさり打ち砕かれました。

 しかも、3流とは言えシステムエンジニアなので、親しみやすい内容の講義であるにも関わらずです。

大学がtoeflの点数で、色々な制約を設けているのにも納得です。 

 

追記 2017/3/12

トランススクリプトが全く読めなくて困っていたのですが、原因がわかりました。

1文の終わりにピリオドが打たれておらず、改行もされていないんです!

当然、ある程度のレベルになればわかるのでしょうが…。

これが異常に読みづらい原因でした。

動画で音声を聞きながらスクリプトを読むと今までよりは理解できました。

ということで、

ちゃんと動画を見ましょう!

 

まとめ

  • edXは英語だけど大学の講義などの勉強が無料で出来る
  • 日本語でも同じ様なサービスはあるけどお勧めしない
  • edXの登録はびっくりするくらい簡単

でも、講義内容の英語のレベルは、Japan Times STでひぃこら言ってるレベルでは、相当苦しい

 

自分の実力を過信して、思い知らされた感じです。

が、英語で何かを勉強することの意味は凄く大きいし、必ず必要となってくることなので、なんとか食らいついていこうと思います。