いつむーななやー

日頃考えていることを書き残します。

みんな大好き瞬間英作文の基本の基本

1万番煎じくらいの記事にはなりますが、私流瞬間英作文の使い方について書いて行こうと思います。英語学習関連の記事は全般的に元々高い実力を持っていた人が勉強方法を変えてよかったという話がとても多いです。また、びっくりするくらいの学習時間を取っている方も多いです。その点私の場合には、全く予備知識なし1週間の学習時間も多くて10時間程度(大体1日1時間)です。なので、これから始める方に参考にしていただける記事が書けるかなぁと思います。

瞬間英作文とは

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

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他のものを使っての良いのでしょうが、瞬間英作文といえばコレです。他のものをまともに使ったことがないので良し悪しの比較はできませんが、使うものはこれで良いと思います。

念のため瞬間英作文その物について説明いたします。

  • 日本語を見て、瞬間的にその英訳をする

以上になります。

すごく単純です。でも、瞬間的これが難しいです。

えーっと

とか言ってる時点でNGということになります。上にあげたテキストは中学1年の文法から始まります。単語のたまにちょっとひねったものが出てきますが殆ど(全部?)中学レベルです。やってみると分かりますが初めてやるとびっくりするほど英語が出てきません。このトレーニング目的簡単な英語を瞬時に出力できるようにするということになります。私は多読をそこそこやっているので瞬時のインプットはそれなりにできている自信がありました。しかし、インプットアウトプット全く別の回路のようです。初めて瞬間英作文に挑戦した時には、負荷が高すぎてあっさり挫折しました。 

瞬間英作文の使い方

以下、私流の瞬間英作文トレーニングのやり方です。私の基本的なポリシーとして

  • 多読が英語学習の核
  • なるべく楽しくやる

という方針があります。これに沿った形でのやり方になります。

  • 本に書いてあるやり方は無視
  • 一日2ページ程度(半分は昨日の復習)
  • 中学1年から順番に
  • 暗記しない

本に書いてあるやり方は無視

本に効果的な使い方が書いてあります。が無視します。理由負荷が高すぎぎてやめたくなるからです。できる方は守っていただいた方が効果が高いのだと思います。私は辛いのと時間がかかってしまうのでやっていません。

  • 日本語→英語→答えを確認

間違えたところを確認して納得したら終わりです。英語に限らずですが薄く塗り重ねるというのが勉強の基本原則です。1回でできなくて当たり前、2回でもできなくても当たり前、最終的にできるようになれば良い、と思っています。できるようになるまで繰り返すというのが逆に絶対条件になります。が、1回や2回や3回程度間違えたところで落ち込んだりしないことが大事かな、と思っています。

1日2ページ程度(半分は昨日の復習)

今は1日2ページ程度しかやっていません。これは私のスケジュール的にこれくらいしかやれないというだけでもっとやってもいいと思います。正直短期にたくさんやった方が良いに決まっています。私の場合は繰り返しになりますが、あくまで多読が主でそれだけただと足りないところを補うための瞬間英作文になります。本当はもっとやりたいのですが十分な効果は感じているのでよしとしています。

また、昨日の復習を必ずするというのがとても大事だと思っています。これも勉強している人の間ではお馴染みのエビングハウス忘却曲線の話になりますが、翌日に復習しておけば1週間ほど記憶に残っている確率が高いです。その間に別の瞬間英作文や多読などで英語に触れていればさらにしっかりと定着していくことになります。

中学1年から順番に

順番というか進め方をしっかりとしなかったために、私は一回挫折しました。というか、今後も挫折しないで進められるかはまだ不安です。最初の私の失敗は中学2年くらいまでは余裕だろ、という自分の実力の過信によるものでした。1日2ページしかやっていなかったのにも関わらず、中学2年の文法部分の負荷が高すぎて全くやる気がなくなってしまいました。私の実力と根性がないだけですが…。

そこで中学1年だけをスラスラ出てくるまで何回か回しました。その後ようやっと今中学2年の文法部分にチャレンジしています。これでもWhen句が出てきたあたりで結構キツさを感じています

中3部分はまだ未挑戦なのでなんとも言えませんが、中2については中1の範囲がまず当たり前の前提としてあってその応用ということになります。すごく単純な例ですが、現在形の普通の文章を作れない状態で、過去形の文章を作れと言われてもできるわけばないということです。当然、知識としては持っているのでよくよく考えれば大抵はできます。しかし、非常に簡単な過去形の文章が全然自分の頭から出てこなかった時に受ける精神的ダメージは物凄いものがあります。こんな簡単なこともできないの?という自分の不甲斐なさから予想以上のダメージを受けます。苦手→嫌い→苦手の負のスパイラルですね。このダメージを少しでも減らす為にも中2に進む前に中1をしっかりやっておく必要があります。先ほどの例で行けば、現在形の文がさっとイメージできた後でこれの過去形ね!と思えるので負荷が大幅に下がります。また間違えた時も全体のイメージはできているので、ケアレスミスだね、次気をつけようって傷が浅くすみます

さらにもう一ついいことがあります。というかこれが瞬間英作文の醍醐味なのかもしれません。中1の範囲を何周かしていて途中で気がついたことです。さすがに中1という超初歩の内容なので3週目くらいには結構ポンポンと文章が出てきます。私の場合はもともと記憶力が良くないのと、暗記するほど繰り返していないのもあり、全く暗記はできていません。それでもポンポン文章を作ることができるようになります。するとこれが気持ちが良いのです。正直最初はキツすぎてやめてしまおうかと思っていた瞬間英作文ですが、できるようになってくると気持ちが良いものです。できる→すき→できるの正のスパイラルに入ったということだと思います。これを体感する為にもまず簡単すぎるくらいのところから始めて本当に瞬間的に出てくるようになるまでゆるく繰り返すという方法をおすすめいたします。

暗記しない

 上にも書きましたが、暗記はしません。英作文は英借文と言ってまず定型文を暗記するんだという学習方法があります。この方法は沢山の方が実践してきているので効果は高いのだと思います。が私は暗記しません。暗記をしないのはきっと遠回りなんだと思います。でも、つまらないんですよね。暗記って。つまらなくなって勉強をやめたらそこで終わりだと思っています。ですので、遠回りでも効率が悪くても自分がやりたくないくらいのつまらなさや負荷を感じる勉強方法はやりません。これまた完全な自己流の発想ですので、参考にされなくても良いかと思います。

瞬間英作文の効果

 瞬間英作文で得られる効果です。これも色々なところで言われていることですので念の為の確認ということになります。

  • 英作文ができるようになる
  • READINGが早くなる
  • LISTENIGが良くなる

英作文ができるようになる

瞬間英作文なので当たり前なのですが、英作文ができるようになります。私自身全く英作文ができないです。ですので、それをどうにかしたくて始めました。中3の範囲まできっちり終わらせればあとは語彙次第で大抵のことは稚拙な表現であってもできるようになるだろうなと思います。英作文、英会話に全く自信がない方のとっかかりとして最適だと思います。

 READINGが早くなる、LISTENINGが良くなる

英語の語順でポンポン文章を作っていく訓練なので、英語の語順が深いレベルで身につくのかな?と思います。従いまして、副次的な効果としてREADINGとLISTENINGが良くなるのかなと思います。

まとめ

瞬間英作文の私流の勉強方法は以下です。

  • 本に書いてあるやり方は無視
  • 一日2ページ程度(半分は昨日の復習)
  • 中学1年から順番に
  • 暗記しない

 瞬間英作文の効果は以下になります。

  • 英作文ができるようになる
  • READINGが早くなる
  • LISTENIGが良くなる

とにかく楽しく続けていきたいと思います。